中学生の皆さんは、高等学校というところをどのようにイメージしているのでしょうか。高校生は今の自分たちよりも大人びた存在であること、または、自身を大人に向けて成長させるところなどというものが多いかと思います。
確かに高等学校は、今まで皆さんが学んできたものを、さらに高度に勉強し、大人という次のステージでの「学問」に向けての準備段階といえます。高校生活は「1000日のドラマ」などとも呼ばれますが、一日一日、いろいろな出会いと発見に満ち溢れる場となるでしょう。昨日まで知らなかったことを知り、できなかったことができるようになる。自分が新たな自分になる。そういう積み重ねを経て、「新しい自分」「自分が望む自分」を目指してください。
高等学校は、それまでの義務教育とは異なり、自身が将来への夢と希望をもって進んで来るところです。それを叶えられるように努力しましょう。保善高等学校には、そんな皆さんの意志と意欲をサポートする、情熱溢れる教職員がいます。時にぶつかることもあるかもしれませんが、それはお互いに本気だからです。皆さんのより良い将来に向けて、教職員一同本気で臨んでいます。
近年は、自分の時間を大切にするということから、通信制をはじめ、さまざまな進学先が注目されています。それも考え方次第ですが、本校は全日制普通科の学校として、人と人との交わり、関係性を大切にしています。必ずしも自分と意見の合う人ばかりではありません。世の中にはいろいろな考え方をもつ人がいるということをしっかりと実感したうえで、それに正面から向きあう3年間にしてほしいと願っています。
本校に足を運んでいただき、自身の居心地の良さを確認してください。将来に向けての学びを目指す皆さんをお待ちしています。